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HTMLは文字ベースのプログラム

ご存知の方も多いと思いますが、ホームページはHTML(Hyper Text Markup Language)というプログラム言語で作られています。

<html>
<body>
<div align="right"><b>はじめまして</b></div>
</body>
</html>


これは、「右端に、"はじめまして"という文字を太字で表示させる」という命令文(プログラム)です。
ホームページはこのような命令文の集まりで出来ており、どんな巨大サイトも基本はこのような単純な命令文です。
この命令文は、『"はじめまして"という文字』を『どこ』に表示するという構成になっていてバリエーションとして、表示させるものを、文字だけでなく、画像にしたり、表示させる場所が右端ではなく、真中にしたりすることができます。
最近のホームページは、商業・ビジネス用途で広告宣伝目的のものが多いため、華やかできれいな画像を多用しているものがほとんどですが、HTMLの基本は文字を伝えることなので、プログラム的には、「伝えたいことのメインは文字で、それを補佐する役割として画像が使われている」という側面があります。
たとえば、文字には、文字の色を変えたり、強調(太字に)したり、リスト表記にしたりという種類がありますが、画像は基本的にはどこに配置するかというだけですし、どんな画像なのかということはaltタグに記述する簡単な文章でのみ記録されます。
文字のメディアといえば、新聞や雑誌が思い浮かびますが、タイトルやスクープ写真でパッと目を引くことはあっても、読者の求めているものは多くがその内容で、そこに何が書かれているかということが重要です。
写真や挿絵が少なく文字ばかりの新聞はありますが、文字がなく写真のみの新聞はありえないと思いますが、ホームページもそれに似ています。
文字のない(文字の少ない)ホームページや内容の少ないホームページは、そのような新聞、雑誌と置き換えて考えると、実態が分かりやすいのではないでしょうか。
また、新聞や雑誌の見出しや目次をみて中身を読んでみたいと思いそれを購入した経験は誰もがあると思いますが、ホームページにおける文字の表現方法もバリエーションとして、見出しや目次の役割をするものもあります。それが各ページのタイトルやHタグ、リストなどです。

※各ページのタイトルやHタグ、リスト のスクリーンショット
タグのスクリーンショット

このようにホームページは文字を伝えることから生まれたメディアである訳ですが、現状と照らし合わせると、いまどき文字だけのページはかっこ悪いし、分かりにくいのも勿論です。
ただ、何かにつまずいた時に、初心に返ったり、基本やルーツを見直したりすると解決の糸口が見つかることがありますが、進化進行形メディアのインターネットでは特に、新しい基準が次々と生まれています。
その際に、ホームページにおけるこの基本に立ち返って判断がされているように思います。

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