COLUMN

「MSN」について

「Yahoo!」とも「Google」とも違う独自の検索エンジンとして、「MSN」も日本においてはかなり影響力のある検索エンジンです。
同じキーワードでそれぞれの検索エンジンの結果を見比べてみると、「Yahoo!」と「Google」は表示されているサイトはほとんど同じで順位が多少違うという状態なのに、「MSN」はどちらにも表示されていないサイトが上位を占めているということもよくあります。
また、弊社のあるページにおいて以下のようなことがありました。
月間検索数が15万件ほどあるやや人気のあるキーワードにおいて、Aというページが「MSN」の検索結果で12位に表示されており、日々のアクセスが常に300件程度ありました。
ある日、そのページのアクセスが急に600以上になったため、アクセス解析にて調べてみたところ、「MSN」からのアクセスが大幅に増加しており、「MSN」での検索結果が3位に上昇していたことが分かりました。
「Yahoo!」と「Google」での変化は特に見られないようでしたし、他に何か変わった要因も見当たらなかったため、「MSN」の変化のみで1日のアクセスが倍になったと考えられます。
この数字を多いと見るか少ないと見るか、またキーワードによっても状況は違うと思いますが、「Yahoo!」と「Google」のカバーしていない部分に位置する第三の検索エンジンとして侮れないのではないかと考えています。
また、目で見て、本当に良いサイトは大抵この3つの検索エンジンにおいて、平均的に同じように上位の表示結果となっているようにも思います。
どこかの検索エンジンの表示結果だけがよいというのは、裏技的な方法でたまたま上位に表示されているだけという可能性がありますし、その検索エンジンの法則が変わったときにたちまちどの検索エンジンでも上位に表示されないことになってしまうかもしれません。
つまり、そのような一時的なものの場合は、ホームページを作り込んで行く方向性を間違えているのではないでしょうか? 「MSN」を軽視している人もいるかと思いますが、どの検索エンジンにおいても認められるホームページのほうがより理想的ではないかと思います。

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