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ページの総単語数

各検索エンジンは独自に、文章を構成する単語をどういう区切りで1つの単語として認識するかを決めています。
例えば、「検索エンジン」という言葉を、「検索」と「エンジン」という2つの単語(キーワード)と認識するのか?「検索エンジン」という1つの単語として認識するのか?ということです。
このことがまず検索エンジンから見たホームページの基本となります。
そこで、1ページあたりの単語数、つまり文章の量がどの程度であるかということが、1つのポイントとなります。
単純に、文章量が少なく内容が少ないページは、重要なことがあまり書かれていないと想像できますが、だらだらと同じ事を繰り返しているだけの長すぎるページも良くありません。
しかし、必要最低限のことしか掲載されていていないサイトとプラスアルファでそこにしかない有用な情報も掲載されているサイトでは後者のほうが総単語数は自然と多くなるのではないでしょうか。
程よい長さの中に、読みやすさ、文章のリズム、キーワードの使い方、などがバランスよくあることが理想だと思います。
さて、このようなホームページ1ページあたりの総単語数を調べる方法ですが、インターネット上に様々な無料ツールを使うと簡単に調べることができます。
その中でもおすすめのツールは、「Google」のSEO対策ツールとして有名な「ぐぅまに」というフリーウエアです。
検索エンジンで「ぐぅまに」と検索すればすぐに見つかりますし、サイトよりダウンロードすると無料で使えます。
このフリーウエアは様々な機能がついており、多方面からの分析が出来ることと、サイト名やキーワード名を記憶しておいて、定期的に分析をするのにむいているという所がお勧めです。
ツールを選ぶときの基準は自分にとっての使いやすさは勿論ですが、このような調査を目的とする場合、調査し続ける事も重要ですので、操作や起動があまり煩雑でなく継続して使うことができるものが良いと思います。
さて、ページの総単語数を調べると、案外文章量が少なかったことに気づくことも多いと思います。
数字の解釈の仕方はケースバイケースなのですが、大抵、検索エンジンの表示結果10位のサイトを見るとある程度の傾向が分かります。
その数字と比べて極端に少なければ、まずは文章量、つまり、ページに掲載している内容を見直し、ボリュームアップさせる必要があります。
この時に陥りがちなのが、単語数ばかりにとらわれてただ長いだけの文章になってしまうことです。
いくら検索エンジンに気に入られても読んで欲しいのは人間です。
そもそも検索エンジンは人間が調べ物をする際により最適な検索結果を表示できる事を目指している道具にすぎません。
ですから、ライバルサイトをじっくりと読み込んで、何が書かれているのかを捕らえ、それにプラスして自らのサイトの有用な情報は何かということを表現していくことが大切だと思います。

※「ぐーまに」による総単語数の調査結果
「ぐーまに」による総単語数の調査結果

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