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目的達成までのシナリオ

さて、ウェブサイトの目標が決まったところで、改めてその目標の最終目的を明確にしておきましょう。商用サイトであれば大抵、「商品やサービスの注文を受けたい」「商品やサービスの問い合わせを受けたい」のどちらかであると思います。
そこで、自分がその商品やサービスを探している人(ターゲット顧客)になったつもりで、「Yahoo!」や「Google」の検索エンジンをスタート地点として、目的を達成するまでのシナリオを描いて見ましょう。

例)
検索エンジンで○○と入力する
 ↓ 
表示結果の上から××番目にあるホームページの△△という言葉が目に止まりクリックする
 ↓ 
□□というページにリンクする
 ↓ 
メニューボタンの中から●●というボタンをクリックし●●のページを見る
 ↓ 
●●のページのテキストを読む
 ↓ 
詳細ボタンをクリックする
 ↓ 
詳細内容を読む
 ↓ 
問い合わせボタンをクリックする

という感じです。
目的のはっきりとしているサイトであれば、人によって遠回りしたり、脇道にそれたりはあるものの、基本パターンとしての大体のルートがあるものです。
それを想定し、その道中、いかにスムーズに目的へと誘導するかがポイントです。
例えば、各ページにおいて、次に見て欲しいページへのリンクボタンは分かりやすいところにありますか?各ページの文章の流れは目的への誘導に沿った流れになっていますか?
また自分では分かりやすいと思っても、他の人は案外分かりにくいこともあるものです。
できれば、初めてそのホームページを見る人に操作してもらい、どこをクリックして進んでいくのかを観察できるとよいです。
しかし、正解はひとつではありません。
10人いれば10通りのやり方があったり、同じ人でも1回目と2回目は違ったりと、かなり違いがあるものです。
ですから、一番見てもらいたい重要なページへのルートは複数作っておくことも効果的です。
Aという商品の購入ページへ導くために、商品の詳細説明から入るルート、商品の使用例から入るルート、使用者の感想から入るルート、商品の人気ランキングから入るルート…・等です。
目的達成までのシナリオがたくさんあればそれだけ目的が達成される確率も高くなります。

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