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行列のできるHP作り 4.キーワード

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キーワードの決め方や使い方

実際にホームページ制作を行う上で最も重要なのは、どのキーワードで検索結果の上位表示をさせるかという事です。
最初にこのキーワードを決定するのに随分頭を悩ませます。なぜならせっかく決めたキーワードでも誰もその言葉 で検索しないとなれば、やはりあなたのホームページは砂漠の石ころと化すからです。

サイトで伝えたい内容を検索サイトでよく検索されている言葉や世の中でよくつかわれている言葉を踏まえて考え、キーワードとなる言葉を考えます。
使い方には多少のコツがあります。例えば、あなたがホームページを作る時にまずタイトルを決めるでしょう。HTMLソース上では<title>○○○○</title>と表記します。
実は、このタイトルはSEO的にかなり重要な部分となります。そのページその物を表すページタイトルですから、おそらく 重要な文字(キーワード)が含まれているであろうと認識されます。間違っても「my room」、「my page」とか個人名や 会社名だけのタイトルは非常にもったいないので避けましょう。
次に<meta>タグの記述ですが、現在googleではあまり重要視されていません。しかしスパイダーはこの部分も読みますので できれば、しっかりキーワードを含みましょう。また、検索結果にこの部分が表記されるので伝えたい事を上手くまとめて 100文字以内に収めればベターです。
googleの検索結果
google検索結果

本文で注意する点は、そのキーワードの出現率です。だからといってむやみやたらにキーワードを羅列すれば時にはスパム行為 とみなされ大変危険です。キーワードの出現率ですがだいたいそのページの5%~7%を占めていれば十分という目安があります。

<h1>タグ、<b>タグ、<strong>タグは重要視される

<h1>タグは見出しに使うタグで、<b>タグ、<strong>タグは強調タグです。やはりこちらもスパイダーは重要であろうと認識します。
しかし、<h1>を実際に使用すると

この様なサイズに

なります。
これではいくら重要な文字列といってもデザイン的に落ち着きません。この場合、スタイルシートでフォントサイズを指定して解決します。
次に<ul>タグ、<ol>タグを効果的に取り入れます。こちらのタグは箇条書きに使用するタグなので文章を表す重要なキーワード が含まれているはずと認識します。上手く利用しましょう。
<strong>タグに続いて<em>タグですが、こちらも理論的強調を表すタグです。これらに囲まれた文字はスパイダーに重要視されます。
キーワードは出来るだけ最初(<body>タグ直後)に持ってくるのが効果的です。重要な言葉はだいたい最初に来るものと認識しますが、 実際、日本の文章では最後の方に持っていく習慣があり矛盾しています。
元々、googleのアルゴリズムはアメリカで開発され、日本用にアレンジさせたものです。
アメリカの文章の書き方は重要な言葉は最初に持っていく習慣があります。この慣わしでhtml上で最初の方に重要な文字があると認識しています。

リンク要素

<a>タグはハイパーリンクで使用するタグです。実はスパイダーはこの<a>タグを辿って次階層でと進んで行きます。
トップページにFlashメニューだけの構成では次階層まで来てくれません。この場合はページのどこかにテキストリンクで 次階層へと誘導しなくてはいけません。これはFlashが再生出来ない環境のユーザーにも同時に配慮できますのでかなり有効な 手段です。
次階層からトップへ戻るときも単に「トップへ戻る」とせずキーワードを含むテキストリンク配置するのが望ましいです。
これは、先に述べた「ページ外要素」のキーワード情報を持たせたリンクに繋がります。
あなたのホームページで2ページ以上ある場合、人間の目では次のページに映りますがスパイダーにとっては同一ページと 認識出来ません。各々別ページと判断しますのでトップへ戻る時も「ページ外要素」の仕組みを利用したほうが効果的です。

更新は頻繁に!

「新しい情報は古い情報より重要であろう」という考えです。スパイダーが巡回時にそのホームページのキャッシュも同時に保存し、 更新されているか否かも重要視しています。これは実際にそのホームページに訪れたユーザーにとっても同じ事がいえます。 いつ見ても内容が同じより、毎回内容が変わるホームページの方が何度でも訪れようと思います。出来れば毎日もしくは毎週、最低でも一ヶ月に一度の 更新は心掛けてください。

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