COLUMN

自分で作れる被リンク

ウェブサイトの各ページは他のサイトのページと自由にリンクを貼り合うことが出来ますが、これは自らのサイト内でのページどうしでも同じです。
ですから、自らのサイト内でそれぞれのページへのリンクをたくさん貼れば、ある意味、ページにリンクしてくれている数(被リンク数)が増えることになります。
具体的には、ナビゲーションの部分になるべく多くのページへのリンクを作っておくと、ナビゲーションは基本的には全てのページに記載されるものですから、50ページあれば50個の被リンクを獲得したことになります。
しかし実際には、リンク元ページのアクセス数や被リンク数が少なすぎたり、ページが充実していなかったりすると、有効な被リンクとしてカウントされないので、サイト内のすべてのページを被リンク数としてカウントされるくらいの完成度にすることはなかなか難しいものです。
それでも、他のサイトにリンクを貼ってくださいとお願いして回ったり、紹介サイト等で取り上げてもらえるように営業活動をしたりすることに比べれば自分の努力次第で出来ることなので、比較的簡単なことともいえます。
ですから、最近ではこの方法もだいぶ一般的になってきているので、検索エンジンは自らのサイト内のリンクは被リンクとみなさないという方向に動いていると言われています。
時々、ヘッダーやフッターの目立たないところにサイトマップのように自らのサイト内のページへのリンクを羅列しているサイトを見かけますが、そのように極端に操作をすることはどうかと思います。
しかし、ナビゲーションが充実することはワンクリックで目的のページへ移動することができ、ウェブサイトの特徴を活かした表現方法だと思いますので、そのような意味で、各ページへのリンクを増やすことは良いことだと思います。
ところで、この方法は今後被リンク数の増加と言う意味では余り期待が出来ないかもしれませんが、同じような自らのサイトを充実させてリンクを貼り合うという作業でも同じサイト内で行うのではなく、全く新たな独立したサイトとして行えば、それは、他のページからの被リンクを同じ意味になると思われます。
Aというサイトを誰が作っているかということは、パソコンの前にAさんがいるのかBさんいるのかというアナログな事と同じなので、検索エンジンは読み取れないでしょう。
ですから、他の人が一からサイトを作ってリンクを貼るという作業と同じ事をすれば、同じように被リンクとしてカウントしてくれます。
しかしその時に、「文章を考えるのが面倒なので元のサイトをコピーして使ってしまう」というような他の人ではありえないことをしてしまうと、そうではなくなってしまうでしょう。
すべてのことに共通することですが、手間のかかることはやはりそれなりに価値があるものです。
ズルをして楽に出来ることはあまり価値が無いか、今はよくても将来的には価値がなくなっていくというものが多いように思います。

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