COLUMN

ナビゲーション

ウェブサイトは必ずしもトップページから順に見てもらえるとは限らないメディアです。
その為、全てのページに主要なページへのリンク(リンクボタン)群を設けているサイトがほとんどで、これらをナビゲーションといいます。
一般的にページの上部に横並びで配置させているサイトや左端もしくは右端に縦並びで配置させているサイトが多く見られます。
このナビゲーションをうまく使って、訪問者がどのページから見に来ても、トップページから順に見るときと同じような分かりやすさがあり、尚且つ一番見て欲しいページに導けることが理想的です。
ナビゲーションのデザインスタイルとしては、マウスを持っていったときにボタンが押されたかのように変わる画像リンクのボタンが主流でしたが、検索エンジンの法則として、画像によるリンクよりもテキストのリンクのほうがより重要なリンクとみなされると言われていることを受けて、スタイルシートをつかった装飾でボタンらしさを出し、テキストリンクによるナビゲーションにしているサイトも見かけるようになりました。
しかし、人間の視点でみると、ナビゲーションは、各ページに共通した唯一の部分であり、この部分をしっかりとデザインすることでサイト全体のまとまりがでてくるので、画像を使って凝ったデザインにすることも良い面があります。
さらに複雑な動きやインパクトを持たせるために、Flashを使ったナビゲーションにする場合もありますが、こちらも前述同様、視覚面での効果はあります。
また、Flashについてはその動画の中で使われている文字情報を検索エンジンは一切読み取れないと言われていましたが、最近では徐々にその内容も読み取るようになってきていると言われています。
Flashの技術が現れた当初は、データ容量がどうしても重くなってしまい表示に時間がかかっていた動画が、軽いサイズで作成でき、編集も容易にできることで話題となっていましたが、検索エンジンの重要さが浸透するにつれて、Flashを使ったサイトも減ってきていました。
しかし、やはりFlashを使うことでデザイン面などでの表現力はかなり広がるため、最近ではまたFlashを使ったサイトも良く見られるようになったと思います。
この件については今後、色々と見直しがされていくのではないでしょうか。
いずれにせよ、ナビゲーション部分は見た目のデザインを意識しつつ、機能面でも分かりやすく、かつ、検索エンジンも考慮したものを目指すことが必要だと思います。

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