COLUMN

ライバルサイトの調査

ここまで内容がまとまってくると、だいぶウェブサイトの概要が見えてくるかと思いますが、ある意味ここまでの作業でウェブサイトの良し悪しが決まると言っても過言ではありません。
そこでもう一度、この方向性でよいかの再確認を兼ねてライバルサイトの調査をしてみましょう。
今稼動している自らのウェブサイトがあって、現在はリニューアルを検討している場合は、ライバルサイトの調査は既にされている方も多いでしょう。
初めてウェブサイトを作る場合でも、一から自分で掲載項目を挙げる前にライバルサイトをたたき台として自らのサイトを作成するという方法の方が早くて簡単という側面もあります。
しかし、ライバルサイトの調査ばかりを気にしだすと、もともと近い内容を扱っているがゆえに、似過ぎてしまったり、自分の生み出したオリジナルな内容との境界線が曖昧になってきたりしてしまいます。
他人のウェブサイトの内容はすべて著作権がありますので、ルール違反をしてしまわないよう注意が必要です。
その為にも、まずはあまり他のサイトを見ずに項目挙げをし、その後で調整的にライバルサイトの調査をし、足りない部分を補うという順番をおすすめします。
繰り返すようですが、これから紹介するライバルサイトの調査方法も、あくまで参考や勉強の為のものですので、ものまねサイトを作ってしまわないようご注意ください。
まず、ライバルサイトの定義ですが、先ほど考えた「目的達成までのシナリオ」において、検索エンジンで○○と入力した時、上位に表示されているウェブサイトが有力候補かと思われます。
キーワードにもよりますが、上位3位がどのようなサイトか?上位10位(検索結果の1ページ目)がどのようなサイトか?また、自らのサイトの前後がどのようなサイトか?などを目安にするとよいでしょう。
とくに、「Yahoo!」だけではなく、「Google」でも「MSN」でも上位に表示されているサイトはバランスよく作られている可能性が高いので、参考になる部分も多いと思います。
このような基準でライバルサイトを数箇所に絞り込み、調査を始めます。
調査の項目は以下のとおりです。

(1)検索エンジンで○○と検索したときの表示順位
(2)検索結果に表示されているタイトルと説明文
(3)ページの総単語数
(4)ページ内のキーワード構成比率
(5)被リンク数
(6)リンク元の内容

これらを表などにしてバランスの良いサイトを目指すと、理想に近いサイトの目安が見えてきます。
仮にこれらの全てにおいて自らのサイトが上回ることが出来れば、あなたのウェブサイトの目的が達成される日も近いと思われます。
それでは次に、それぞれの項目の調査方法を説明します。

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